施工実績 WORKS

築40年以上の住宅で床板が割れてしまっている所やブカブカする箇所があり、その修理工事を請け負いました。

御施主様の方で数年前にDIYにてフロアタイルを施したようです。

しかしながらそのフロアタイルの接着剤が強く、剥がす作業が思いのほか手間取りました。

20230605_133335.jpg床の不具合箇所を撤去してみると下地となる根太の間隔が広くなっていました。

通常根太の間隔は1尺(約303mm)なのですがこちらの根太間隔は1.2尺(約364mm)でした。

これは床板の劣化を早める原因のひとつです。

20230605_144519.jpgしかしながら全面に根太を増やすとなると床を全て剥がしての大きな工事になります。

工事日数も金額も変わってきます。

もともと現状の床板の上に新たな床板を張り強度を増す予定でしたのでそのまま工事を進めました。

ただし、新たに張る床板の継ぎ目に根太がないといけないのでその箇所だけ根太を増設しました。

撤去した床部分にコンパネを張り新たな床板を張っていきます。

張ったところから傷にならないよう養生シートを張りながらの作業です。

20230607_090841.jpg床板の加工はホコリになるので外のカーポートをお借りしました。

20230607_090940.jpg冷蔵庫を移動して床を張り工事完了しました。

20230607_164420.jpg20230607_164432.jpgこの後、クロス屋さんが入って壁クロスの張替を施しました。

プレス機で使う金型置き場の土間がアスファルトになっているのですが

何トンもある金型をフォークリフトで何度も運搬することによりアスファルトの凹み・割れ・剥がれが生じます。

そのアスファルトをコンクリートにする工事を依頼されました。

また、今回の工事個所にはU字溝による側溝が施工されておりグレーチングの蓋が被せられていました。

重量物がその側溝の上を往来したことでU字溝が陥没しグレーチングの蓋が反り曲がってしまいました。

今回はU字溝を撤去し、雨水溜めマスを施し、それをパイプで繋ぎ排水するという工事をしました。

工事予定箇所にコンクリートカッターを入れます。

20230510_151450.jpgアスファルトを剥ぎ取り土の鋤取りをして均します。

U字溝を撤去してマスの設置個所と排水パイプのための掘削をします。

20230516_151829.jpgマスのための型枠を入れパイプをつなぎコンクリートで固定します。

20230517_102052.jpgランマーで転圧して突き固めます。

20230517_154334.jpgこの後、異形鉄筋を250mmピッチで配筋しコンクリートを打設しました。

フォークリフトが滑らないよう粗目の仕上げにしました。

20230522_154149.jpg

毎日大型トラックが搬入し荷物の積み降ろしが行われている箇所が経年劣化により凹凸がひどくなりそれを直す工事を施しました。

現状はアスファルトですが下地の砕石等の突き固めが不十分だったり、アスファルトの厚みが薄かったり、またその他の要因が重なり凹凸や剥がれが生じます。

アスファルトを剥がしとり、コンクリートにする工事です。

アスファルトにカッターを入れ取り除き、コンクリートの厚み分の土を鋤取り(すきとり)均します。

20230430_153051.jpg

土の鋤取りが完了したらランマーにて地面を突き固めます。

土埃が舞うので散水しながら作業しました。

20230501_101657.jpgコンクリートの強度を増すための配筋工事です。

250ミリピッチで結束しました。

20230501_124424.jpg鉄筋を打ち込みコンクリートの天端目安とします。

コンクリートと鉄筋とのかぶり厚さを調整するためにスペーサーブロックを施します。

20230501_150312.jpgコンクリートの天端目安の鉄筋をあてにしながらコンクリートを打設しました。

コンクリートバイブレーターを使用しコンクリート内の気泡を外部に追い出し、強度・水密性・耐久性に優れたコンクリートにします。

20230502_101455.jpgコンクリートの固まる加減を見計らって均し仕上げます。

上の写真は打設直後の画像で仕上げ前の状態です。

今回は渡瀬町の【株式会社飯田左官工業】様に均しを依頼し、きれいに仕上げていただきました。

社用駐車場の駐車ラインが薄くなってきたのと駐車位置の変更がありライン引きを依頼されました。

ラインを引く作業は専門業者に依頼し区画割りの指示をしました。

車止めのコンクリートは自社で施工しました。

20230502_151653.jpg20230502_151703.jpg

その他

工場と事務所の繋ぎ目箇所の樋から雨漏りがして下にある製品が濡れてしまうとの事。

雨漏り箇所を確認したのですが割れやひびなど無く特にこれといった原因が見つかりません。

しかしよく見ると軒樋の側面に水垂れの跡がありました。

これは大雨の時に樋が溢れた可能性があると思いました。

20230430_100335.jpgならば雨水の落とし口を増やしてやれば溢れる事がなくなるであろうと考え落とし口を増設しました。

軒樋に穴をあけ、ドレンを設置。

20230501_154445.jpg

20230501_154850.jpgエルボ等で堅樋をつなげ、排水できるようにしました。

20230501_161717.jpg後日、かなりの大雨が降りましたがここからの雨漏りはなかったとの事で良かったです。

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