施工実績 WORKS

特殊工事の記事

2021年5月にも補修工事が行われましたが、今回はまた違う箇所が破損し鉄板がめくれて鉄屑が引っかかって詰まってしまったようです。

プレス鉄屑シューターはこのブログが始まる数年前から何度も補修工事をしています。

その度に破損した面を「耐摩耗鋼板」という耐久性の高い鉄板を貴社から支給してもらい溶接してきました。

今回の破損箇所はその「耐摩耗鋼板」に穴があきました。

はじめ聞いたときは「マジか?」と疑いましたが現場を見るとほんとに穴があき鉄屑が挟まっていました。

これが原因となり鉄屑が積み上がり塞いでしまい排出出来なくなったようです。

20230902_094207.jpgプレスを休止できないため修理を急ぎます。

耐摩耗鋼板を発注すると時間を要しますし、今回のことで耐摩耗鋼板の信用も...との事で通常の鋼板で補修することとなりました。

鋼板ですが現状4.5mm厚のところ、倍の厚みの9mmの鋼板を使用します。

地下に潜り作業場をつくりシューターを接合部で外し下ろします。

20230909_100101.jpg穴があき反りあがった部分を切り取ります。

耐摩耗鋼板なのですが思ったより簡単にグラインダーで切れました。

20230909_100709.jpg

20230909_111346.jpg9mm鋼板をサイズに切断し溶接します。

20230909_140659.jpg溶接完了後、シューターを吊り上げ元の位置に接合しボルト締めします。

作業場を解体し、もう1か所の補修工事にかかります。

補修したシューターから落ちた鉄屑を受ける部分も破損しているのでそこも9mm厚の鋼板を溶接で補強します。

20230910_130955.jpg元通りに組み立てます。

20230910_131035.jpg使用した道具や足場などの資材を地下から荷揚げして片付け・清掃し完了となります。

車の部品などの製品置き場なのですが、屋根の採光部分からの光で製品に錆などの不具合が発生するとのことです。

大部分には太陽光発電パネルが設置されているのですが屋根の端部からの採光が問題のようです。

作業前の屋根の状態。

20230621_085128.jpgそこに紫外線カット効果のあるポリカ波板をビス打ちして固定します。

当然ですが雨漏りしないようしっかりとシーリングします。

20230621_093034.jpgこのようなところが全部で6ヶ所あり、全て同じ工法で施工しました。

下から見た状態です。

施工前

20230621_102941.jpg施工後

20230621_102949.jpg屋根の上で施工しているときはかなり暗い色の波板と思っていましたが下から見ると思いのほか明るく見えます。

紫外線カットはされているはずなのでこれで様子を見てもらうことになりました。

社用駐車場の駐車ラインが薄くなってきたのと駐車位置の変更がありライン引きを依頼されました。

ラインを引く作業は専門業者に依頼し区画割りの指示をしました。

車止めのコンクリートは自社で施工しました。

20230502_151653.jpg20230502_151703.jpg

特殊工事

工場内の上部にスチールサッシの窓があり、そこからの熱(暑さ)で作業に支障をきたすとの事で相談を受けました。

光はある程度取り入れたいとの事でカーテンをつける、ガラスにフィルムを張る、すだれやよしずをつけるなど色々と話し合いましたが遮熱効果のあるポリカ波板を施工する事に決まりました。

工事前

20221221_090418.jpg20221221_092653.jpg下地の横架材を打ち付け、遮熱効果のあるポリカ波板を張りました。

20230128_103153.jpg20230128_113428.jpg20230128_114134.jpg夏の暑さが特に厳しいとの事でした。

作業時にポリカが張ってあるところと無いところでは体感で熱の感じ方が違ったので効果は期待できます。

鉄製の外階段が経年劣化がひどく、大変危険なため補強修理工事を施しました。

工事前現状

20220121高木建設磐田階段腐食部補強工事④.jpg20220121高木建設磐田階段腐食部補強工事⑤.jpg

縞鋼板仮付け20220121高木建設磐田階段腐食部補強工事⑥.jpg溶接20220121高木建設磐田階段腐食部補強工事⑦.jpg錆止め塗装にて完了20220121高木建設磐田階段腐食部補強工事⑧.jpgあとは依頼主さんが塗装屋さんに塗装を依頼したそうです。

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