我が社が運営するアパートの一室を大規模リフォームしました。
古くなった壁、天井、床を解体します。
既に配置場所が決まっているシステムバスは先に設置しています。
給排水の配管は床下に設置するため先にやっておかなければなりません。
配管位置を考慮しながら床下地を施し床板を張っていきます。
和室の床は畳だったので高低差を考慮し床下地の工法を変えて床板を張っていきました。
トイレと洗面所になる部分です。
壁にプラスターボードを張っていきます。
ビス打ち等で強度が必要な箇所にはベニア板を張ります。
壁が張れたら次は天井を張っていきます。

クロス業者さんが壁紙を張っていきます。
床のクッションフロアーを張り内装が出来たらシステムキッチンを設置して完成です。

1階の作業フロアがあるのですがすぐ横が通路になっており、現場作業者にとっては人の往来が気になってしまう事とエアコンの効果向上を考慮してビニールカーテンを施す工事を依頼されました。
現状の作業場
天井は鉄骨がむき出しになっているので梁から梁へレールの下地となる角パイプを取付けそれにレールをビス打ちしカーテンをつけます。
将来外すことがあるかもしれないので溶接ではなく梁をボルトで挟み込む接合を施しました。
入口となる部分はカーテンを重ねて出入りできるようにしてあります。
梁間(スパン)が広い部分は中間に垂れ止めの吊りを施しました。

こちらは何度も修理させていただいている工事です。
プレス機から出るスクラップが落下する際に同じ個所ばかり当たるため壁面が徐々に削られ穴があいてしまうのです。
とにかく穴をふさがなければ生産がストップしてしまうので御施主様の休みを利用して工事に入りました。
損傷個所

現場作業ではスペースの確保も難しく十分な作業が出来ないため損傷個所の部材を取外し運び出し自社工場まで運搬しました。
損傷部分を溶断にて切り取ります。
裏から厚さ9mmの鋼板を張り付けます。
表から9mmシマ鋼板を切り取った形に加工し張り付けます。
しっかりと溶接します。
錆止め塗装し現場へ運搬しクレーンを使って取付箇所へ運びます。
配置したらボルトで取合、締付し固定します。
穴の開いていた部分は9mm厚の鋼板2枚重ねです。
かなり強化されたのでこの部分は大丈夫かと思います。
数十年経ったアスファルトがボコボコに劣化してきたのでコンクリートにすることにしました。
コンクリートカッターを入れ際の方をハツリ取ります。
ハツリ取った部分にユンボの爪を入れ剥がしていきます。
アスファルトをとっただけでは厚みが足らないため砕石や土を削り取ります。
整地ができたらランマーで転圧し鉄筋(メッシュ)を敷き詰めます。
ポンプ車でコンクリート打設します。

コンクリートの硬化のタイミングで金鏝仕上げし完成です。

