鉄骨工事の記事
お世話になっているお取引様より倉庫のリフォーム工事を依頼されました。
経年劣化により鉄部分の腐食や屋根からの雨漏り等があるようなので現状の建物はそのままに屋根を葺き、壁を張る工事を施しました。
また、事務所西側の雑草もどうにかしたいとの事でコンクリート打設工事も依頼されました。
事務所西側の工事前状態
型枠を入れ、鉄筋を敷きます。将来的に振動等でコンクリートが建物から離れないようケミカルアンカーを施します。
2階建て倉庫の工事前状態です。建物間や階段ににポリカの屋根がかかっていますがこれも撤去して後ほど復元します。
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腐食した階段を撤去し部分的に足場をかけ入口サッシの取替工事をします。
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既存入口サッシ
新しく取り付けた入口サッシ。取付け方もサイズも変わったので仕事が大変でした。
既存の中二階は床板がベニア板になっており、消防の検査で不燃材でないといけないと指摘を受けたとの相談がありました。
御施主様と打ち合わせをしベニアの床板を鋼板に張り替える工事を依頼されました。
現行の中二階は段ボール置き場として利用されています。
周りに手摺りもなく、昇降には簡易的なはしごをかけていました。
危険な部分もあるので手すりを設け固定された階段も設置することになりました。
工事前
既存の床板を解体撤去しました。
床板が鋼板になることにより重量が増える事と現状の梁が小さく頼りないので邪魔にならないところに支柱を立てました。
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溶接で床板を固定して手すりを付け錆止め塗装をして仕上げます。
荷物置き場として使用のため仕上げ塗装は不要との事で錆止め塗装での仕上がりです。
正面の手摺りは扉式にして荷物の出し入れができるように加工してあります。
今回は御施主様の連休中に工事に入らせていただきました。
工事にあたりたくさんの荷物を綺麗に片づけて下さったおかげで順調に工事が進められました。