外国人社員用の寮を改造し倉庫にしたいとの依頼がありました。
鉄骨造なら空間を大きくとることが可能であり倉庫に向いていると思うのですが、依頼があった建物は木造住宅。
柱、間柱があちこちに立っています。
土台が乗っている布基礎もあちこちに...
これを倉庫にするんですか?と何度も聞き直してしまいました。
とりあえず解体しても支障のない壁・床・天井を撤去します。
荷重のかかっていない柱を外し基礎をハツリます。
整地してハツったコンクリートを割栗石代わりに敷き詰めます。
砕石を入れてランマーで突き固めます。
ワイヤーメッシュを敷きレベルで高さを出します。
コンクリートを打設し金鏝仕上げにします。
東面にフォークリフトが入れる入口をつくります。
既存の壁を解体し基礎と骨組をつくりシャッターをつけます。

また、西面からは台車が入れるように入口をつくり進入路となるスロープも施工します。
工事前の状態。
壁を解体し貫通させます。
コンクリートでスロープをつくります。
入口内側にシャッタを取付け、簡易的な庇を付けました。
屋内には基礎や柱が残り少々迷路のような倉庫になってしまいましたがこれが精一杯でした。